ありがとうモロゾフピカチュウ

皆さま、人生とポケモンの交わりの濃淡はいかほどのものでしょうか。

 

ゲームをやり込みアニメを見てカードを集めて実際に大会も出て……というポケモンマスター諸氏も多くいる中、私の家はゲーム禁止ファミリーでして。小5の頃にようやく初めて買ってもらえたゲーム機はゲームキューブでした。

おかげで、みんなが学校でゲームボーイの話をしようがスーファミや64の話をしようが、何もついて行けない寂しさを感じたこともあります。

そんな私でもギリ許されたのがアニメ視聴。

3歳くらいの頃となりのトトロに出会ったがために、録画したビデオテープを擦り切るほど繰り返し見て、背表紙が崩壊するほどアニメ絵本を読み込んでいました。既にオタクになる素養が垣間見えている有様です。

そんな私にはぶっ刺さったわけですね、ポケモンが。

さらにはその頃、ぬいぐるみに囲まれて寝てまして。某ネズミーランドのネズミカップルを筆頭に、ねだって買ってもらった大中小トトロ、その他こまごまとしたぬいたちを、寝る前に目をこすりながら布団の周りに並べて、おやすみなさいと言って、そうしてすやすやと眠るこだわりの強さでした。

今、いけあのさめさんとシャチとイルカとカメとぴよりんとカエールに囲まれて寝ているのも当然なレベルの執着です。三つ子の魂にごりっごりに刻まれている。

 

そんなぬいぐるみ大好きな私が、ポケモンにハマったら。何を欲しがるのかは自明の理です。

おかーーーさぁーーーん!!!!!ピカチュウほしーーー!!!!!!!!

 

その願望が誕生日かクリスマスか何かのご褒美か、なにをきっかけに叶えてもらったかはすっかり思い出せなくなりましたが、念願のピカチュウをもらった私は大変に大はしゃぎの大喜び。

どこに行こうが何をしようが、ずんぐりむっくりした、くびれもない、まんまるぽよぽよなピカチュウを大事に胸元に抱えて連れて行ってたんですね。

祖父母の家までの長いドライブにも、近所のショッピングモールにお出かけするときにも、家族で行った遠くへの旅行にも。ピカチュウは常に一緒にいました。

サトシに憧れてたんだろうか。それともイマジナリーフレンドの類だったんだろうか。

 

それでも形あるものはいつか壊れるもので、それだけ連れまわせばだんだん薄汚れてしまい、耳がちぎれかけ、当初のまばゆい黄色の体はすっかりくすんでしまいまして。

耳は母に泣きついて縫い付けてもらいましたが、汚れはどうしようもなく……母に説得され、泣く泣くそのピカチュウとはお別れすることに。ペットロスではないけどそれ相応にわんわん泣いてめそめそ悲しんでましたね。書きながら思い出し泣きしかけている。

 

そして時は流れに流れ。

その間にもポケモンは途切れることなく展開を続け、サトシはずっと旅をして、ピカチュウのぬいぐるみも絶え間なく発売されていました。

けど全部なんか…こう…フォルムが初代の、私の愛したピカチュウではなくて、欲しいと強く思うことは無く。あれはあれで可愛いんですけどね。

時折ツイートが流れてくる、私の愛したピカチュウの別個体と暮らしている方々の写真を見るとやはり違いは明らかで。

たぶんずんぐりむっくりしたフォルムが好きなんでしょうね、おかげでパモとホゲータが刺さってぬいを買いました。愛いです。

ともあれ、もう親にゲームを禁止される年齢でもないのに手を出さなかったり、夜間絶えず電池食われるのもな……と言い訳をしてポケスリをDLしなかったりして、幼かったあの頃ほど私の人生はポケモンと交わることは無いんだろうな、と少し寂しさを感じていたところ。

フォロワーに複数名ポケモン好きがいるので、新商品の情報などは割とTLまで流れてきます。

バレンタイン商品のオンライン販売のお知らせも、例に漏れず流れてきたわけです。

へーポケモンまじでずっと新商品出してるなー、しかもモロゾフとコラボかー、と特に何も考えず、画像を表示してみたら。

 

ぬいぐるみ付チョコ。

かわいくおめかししてるけどどう考えても、どう見ても、ずんぐりむっくりした、くびれのない、まんまるぽよぽよなピカチュウのぬいが付いてくる、チョコ。

 

発売いつ!?18日の朝10時から!?今何時!?!?11時!!!!!!!!!!!

慌ててポケセンオンラインを開いても、まあそりゃ完売してるわけで。んあぁぁ再販頼む……もしくは昔のぬい復刻……としょげしょげしながらページを閉じたんです。

閉じたんですよ。

数時間後。

フォロワー「モロピカの在庫復活してる」

そのツイートを見た瞬間にポケセン開いて買いに行ってました。

クリスマスのパモさん買ったときに会員登録しておいて本当に良かった。間に合いました。買えた事実にちょっと泣いた。

 

それから、冷静になってぬいのサイズを見て、メジャー出して「このくらいか…?」と確認したり、週末には店頭販売が始まったので、実際に手にした人たちの写真ツイートを見てなるほどこういうサイズ~~~かわいい~~~かわいい~~~~~!!!!!とにこにこしたりしながら、発送いつだろうな、うちに来るのいつ頃かな、とそわそわする日々。

ポケセンから「届けるよ~」と通知メールが来たときは即座に受取日を在宅勤務にして、会議も何も入らない時間帯を指定しました。万全。

 

待ちに待ったその日、インターホンが鳴って、印鑑片手にいつもより明るい声でヤマトの人にお礼を言って、箱に書いてあるほっそりしたピカチュウを見つつ綺麗にテープを剝がして。

開けたら、いるんですよ。

 

 

 

想像以上に可愛い。なにこの子。かわいい。かわいい!!!かわいい!!!!!

語彙を失いつつ、透明な箱も丁寧に開けて、ピカチュウに出てきてもらいまして。

机の上に立ってもらったんです。

 

昔よりちょっとかわいらしい顔になった、愛しのあの子が、そこにいました。

すっかりおめかしをしていても、首元からあんよまでふわんと丸い、慣れるまでうまく立てずに転がっちゃう、まんまるなピカチュウ。私のピカチュウ

いくらマイピカチュウとして様々なポーズ、表情、体型の子がいても、私のピカチュウはこの子。

しばらくぽろぽろ泣いて、幼いころと同じように胸元に抱えてました。ずいぶんちっちゃく感じるようになったなあ。25年だもんなあ。

 

そんな愛しのピカチュウを先住ポケの2匹に見守ってもらいつつ、日々を生きています。

 

ありがとうモロゾフピカチュウ。今度こそ、ずっと一緒にいます。

 

それはそれとして抱えてるハートがめちゃくちゃにコメダなので、初めてのお出かけはコメダの予定です。いちごのシロノワール食べようね、ピカチュウ

初めてリアルイベントにサークル参加した話

みんな大好き初心者の悲鳴だ聞いてけぇ!!!!!

とは言えwebオンリーにはサークル参加するどころか3回主催しているので、素人童貞みたいなもんです。違くない?まあいいや。

去る5月3日のスパコミで、念願のリアルイベントに初めてサークル参加した者の記録です。

 

コロナ禍の最中にwebオンリーをきっかけに本を出すようになり、それが高じて自ら主催するようになりまして。

個人で新刊を出すほかに、主催時に寄稿を募ってそれを冊子化するといった企画もやっていたので、新刊カードがそれ相応の枚数溜まっていたんですね。

でも赤ブーちゃんのカップリングオンリーって50枚集める必要があるじゃないですか。

推しカプいっぱい集うのは夢だよなあ!!!とは思うものの、どうにかかき集めても他に参加するサークルがいなければ寂しいしオンリーの醍醐味も味わえないよなー、あとどうせなら推しカプだけでなくジャンル全体のが欲しい、と言い訳して何もせず。やっぱカニ歩きをね、したいわけですよ。

そうして使う機会が来ないまま、「これ持ってて意味あるんかいな」と思いつつ貧乏性を発揮して大事にしまっておいたんです。

そしたら。昨年の秋頃に赤ブーちゃんのツイートが回って来まして。

 

赤ブーちゃん「投票でジャンルオンリー開催するよ!必要枚数は20枚!」

 

私「ここに10枚あるよ!??!???!?!??!???!??!?

ふっつーに家で叫びました。まぁじで!?!?!?

とは言え投票企画は指定されたイベントの当日に、現地でのみ参加可能なもの。さらに私の手持ちだけでは必要枚数に届かない……どうしよう……と嘆きつつとりあえず呟いたんですよ。

 

 

主催してるオンリーに参加してくださってる方「こちらでも10枚集まりそうなので、送ってもらえれば私投票して来ますよ!」

 

皆様ご存知でしたか、神様は突如嬉しいリプライをくださいます。

大喜びで手持ちの新刊カードを即刻お預けしました。そしたら投票時にオンリーのタイトル候補を提案できるから、とフォーム作って案を募ることまでしてくださいまして。感謝しかない。

楽しいことへのフットワークが軽い人がジャンルにいっぱいいるとこういうことが起きます。楽しいは、作れる!

 

そして無事に投票をしていただきまして、開催確約となり。後日、正式に赤ブーちゃんから開催決定の告知がありました。

よっしゃ!!!新刊出すぞ!!!!!!!!!!!あのカプとこの話書きたい!!!!!!!!!!

 

とまあ、ここでwebオンリーにしか出たことが無い私が怯えるポイントが出てくるわけですね。

本は作れる。何だったら印刷所さんが現地に搬入までしてくれるんですよね?最高ですお願いします。

……………………えっ、スペースの設営って、何が必要?PNG画像?

ぐーぐる先生に聞くとありがたいことに、先人たちの知恵がいっぱい出てくるんですよ。敷布!お品書き!見本誌とそれを立てるイーゼルみたいなやつ!簡易本棚!コイントレー!コインボックス!釣銭!電卓!ポスター!

いやこれ弱小文字書きサークルには本当に全部必要なんか!?

考えれば考えるほど混乱してしまったため、最終奥義・何度もリアルイベ参戦してきたフォロワーに泣きつくを発動しました。はい。「このご時世だと他に必要なものあるかもしれんけど」と言いつつ色々教わりました。愛してる。

あと便利な世の中には在庫管理できる簡易レジアプリなるものもございまして。「即売レジ」さんを即DLして当日もめちゃめちゃに活躍いただきました。にんげん慌てると暗算なんて全くできやしねえ。開発者ありがとう、違算ゼロで終えられました。

そこからは敷き布を探しにユザワヤに突撃して布のかたまりたちの前でうろ…おろ…と彷徨ったり、100均各社を渡り歩いて必要なものを買いそろえたり(4月下旬にバズってた100円玉と500円玉だけ入るコインケースは買えませんでした、次回までにはほしいので供給安定しますように)、あとは仕事で時間と体力をごりっごりに削られながら原稿進めたりと慌ただしい日々でした。

 

そうもう一個初心者の悲鳴があるんですよ!!!!!

表紙をフォロワーに頼んで描いていただいたんです!!!!!!!!!!!

おそるおそるお願いしたら二つ返事でOKをいただきまして、その後も私が原稿詰まる中構図とか全体の色とかタイトルのアレンジなどこまめに確認をいただいて、最終的にエライコッチャかわいいものに仕上げてくださいました。

投げ出したり発行を延期したりすることなく、予定通りに入稿できたのはフォロワーのおかげです。「こんっっっっっなかわいい表紙が世に出なかったり出るのが遅れたりするのは世界の損失だわ!!!」とバフがかかりました。

その後もう一冊の方も、推しカプの本を1冊でも増やしたい一心で書き上げました。ギリギリの締切まで設定してくれてありがとう印刷所さん。絶対においしいもの食べていっぱい寝てください。注文時に投げ銭機能というか「温泉行ってくださいチケット」「焼肉食べてくださいチケット」みたいな有償オプション付けてほしい。

 

そうして新刊の入稿と搬入手配、必要物資の買い出しは完了したので、あとはお品書き作ってサンプルあげて宣伝して値札作って釣銭作って当日の移動経路を改めて調べて既刊の在庫も確認して荷造りして数日後のエアブーに向けても必要な準備をしておかないといけなくて

金田一の犯人か?

どったんばったんめそめそしながら怒涛の準備を終えて、わっくわくで無配も書いて印刷し、あとはちゃんと寝て当日ちゃんと起きて間に合うように新幹線に乗るだけ!と思ってたんです。思ってたんですよ。

JRくん「明日の新幹線のホーム絶対に混むから気を付けてね」

私「そんなに?……そんなに???」

一応予定よりちょっと早めに出ました。んで改札前に辿り着いたんですね。

イマジナリームスカが青ざめるレベルに人がいる。

何だこれ。えっGWこっわ何!?みんなキャリーでかいね!?幼子お願いだから死角から飛び出してこないで!?とあわあわしつつ、空腹で現地入りしたら絶対倒れる!!!とどうにかホームの売店で弁当を購入。人が少ないところに滑り込みで並んだところ、買い終える頃には後ろに長蛇の列形成されてました。ここ既にスパコミ会場なの?何?弁当屋さん壁大手?

さらには、無事乗れた新幹線で関東に突入した頃に流れたアナウンスですよ。

「東京駅に人がいすぎて、改札出るまでに15分かかります。可能な人は品川での降車を検討してください」

そん、えっそんなに!?

最初から品川降車予定ではありましたが、後ほどパブサしたら本当に東京駅がエライコッチャになっていた様子が多数ひっかかったので東京まで乗らなくて正解でした。品川は在来線側が多少ごちゃっとしていたものの、新幹線側はするする歩ける程度でしたね。地方民からすりゃトーキョーノステーションエブリタイムヒトゴミなので印象としてはそう変わりません。

何にせよ、毎年GWどこ行っても人多くて何もできんしな……と引きこもっていたので思わぬ形で洗礼を受けました。自由席の乗車率やばかったんだろうなあ……

 

その後は1-2泊用のキャリー引いてる人や痛バ持ちの人が多数向かう方向が正解だろうとにょろにょろついて行き、無事に会場に到着。こんにちはビッグサイト!雲一つない晴天、いやあっつ!!!!!夏か?!!??!

30分あれば設営できるでしょうと高をくくっていたんですが、なんだかんだでマツケンサンバと開場への拍手と同時に設営完了しました。上様のオレ!で開幕するの楽しくないわけがない。

それでまあ開幕と言うことはお買い物タイムも同時に開始するわけですよ。ええ。

皆様最初は宝の地図を手に一目散に目的スペースに進むじゃないですか。それを見ながら私そわっそわですよ。ここ、ちゃんと人くる?

数日前から「webではお手に取っていただけていたけどリアルでは0冊だったらどうしよう、全部在庫になったらどうしよう、セルフ出荷で予約したの一番小さいサイズだけど大丈夫かな」って不安でめそめそしていた人間のメンタルが火を噴くぜ!

 

そこにかけられたお言葉!!!

 

「新刊ください」!!!!!!!!!!

 

精神即鎮火、即起立、「っ、○○円です!」の震える声。不安と緊張でガッタガタ手が震えながらもお金を受け取って、本を差し出して、顔すら見られない無礼千万だったんですが精一杯「ありがとうございます」とお伝えして。

泣くかと思った。

無事に手に取っていただけました。ちゃんと頒布できました。webオンリーで初めて注文メールが届いたとき、疑って頒布サイトの在庫数確認したら本当に減っていたときの感情を思い出しました。

めっ………………ちゃ安心した良かった

初めてを経験すればあとはどうにか動けるようになるもので、あわあわしつつも長い付き合いのフォロワーやTLではかねがね!!なフォロワーからも新刊をお求めいただいて、更には久しぶり~~と声かけに来てくれた別垢のフォロワーとも挨拶ができてホクホクでした。欲しい本も無事に買えましたし。

流石に「新刊と既刊、全部1冊ずつください」と言われた時は「ぜん、全部ですか!?」って動揺しましたが。即売レジアプリが一番活躍した瞬間でした。あの時の方、ありがとうございました。お陰様で1冊初めて完売いたしました!

そうして自スぺでのほほんとしつつお隣のフォロワーとお話したり、ふらっとあちこち見て回ったり、別ジャンルで出展している人にご挨拶しに行ったり、レイヤーさんのVi値に目を奪われたりと楽しく過ごしていたらあっという間に周囲が撤収準備しよっかな~~の雰囲気を出し始める頃合いに。

そこでフォロワーがふと声をかけてきたんですね。「今日新刊カードもらったんですけど、これどう使うんですか?」と。

今回みたいに、必要枚数集めたらオンリー開催してもらえるんですよ~

あれでも今日って投票企画やってますっけ?

……あ、やってる!やってますね!

今日みんな新刊出してるし20枚集まる可能性も……

 

後先かえりみない浮かれポンチというのはこういう時に真価を発揮します。

私「とりあえず今日このプチに参加してる皆さんに順に声かけてきますね!?!?急にすみません新刊カードお持ちですか!??!」

ほんっとうに突然声をかけてしまい申し訳ない限りだったんですが、投票企画が今日もやっていること、今日20票集めれば次回11月にまた開催が確約されることを説明すると皆様「ああ~今日持ってきてなくて…!」「たぶんあるんですが荷物に沈んでます!探すので待ってください!」「ありますよ!!!」と快く対応をしてくださいました。急にお騒がせしてすみませんありがとうございました!!!!!

念のため記しますが、私からは他ジャンルの方には声かけてないです。自ジャンルのサークル参加者にカニ歩きで順にお声かけした次第です。皆様捨てずにもっててくださってよかった……

そんなこんなで新刊カード募集RTA、言い出してから投票まで30分ほどで完了するスピード勝負でした。こんなことある?????もし次回も投票企画あるようだったら事前に新刊カード投票しませんか!って募集かけます。

投票受付のお姉さんにも「次回開催希望ですね!11月開催は決まっていないですか?(一緒に開催予定タイトルと確認)……ん、無いですね!では受け付けます、お疲れ様でした!」とにこやかに対応いただき、ウイニングランのごとくジャンルのエリアに「やりました次回11月開催ですーーー」とお伝えしながら帰還しました。

ところでこのジャンル、やけに兄が、「兄属性」ではなく「弟妹持ちの兄」がたくさんいるわけですよ。次回11月23日開催なんですよ。ええ、いい兄さんの日です。

何か企画あれば呼んでください、楽しいことは楽しませてもらいます。

 

そうして大興奮で成し遂げて、一息ついたらもう撤収の時間帯。もぞもぞがさごそとセルフ出荷の箱に荷物を詰め詰めし、ヤマトの兄ちゃんに「お預かりしまーす」「お願いします!」と荷物を託して灼熱の会場を後にしました。

風がある分外の方が涼しくて、改めてオタクが発する熱気すっげえな……になりました。翌日もすごい盛り上がりだったようですし、印刷所の満了発表とか見てると以前のような状況に戻りつつあるのかな、という印象です。サークルさんも新刊もいっぱい、嬉しい。

こうしてリアルイベントデビューは楽しいこといっぱいで終了しましたとさ。あー楽しかった!!!次回があるのも嬉しすぎる、また新刊出します。

11月参加時は水曜午後休と金曜全休もぎとりたい。前後に仕事するの無理。

まともでいられるわけあるか

SideMは救い。SideMは人生。

 

そう言っておきながら、モバエムの諸々は私の手元にはほとんど残っていない。
サービス縮小が発表されても、サービス終了日が明示されても、「現実味がない」と言い訳をし続けて過去のイベントやキャンペーンの思い出をなかなか振り返ろうとしなかった。
でもやっぱり手元に残したいものもある…とログを取り始めたら今度はアクセス集中エラーが頻発する事態となり、何度も表示される担当の1人を眺めながら、「エラーなら仕方がない」と諦めたふりをした。
こうして私は、7年と少し、ずっと側に寄り添ってくれたソーシャルゲームとお別れをする。

 

課金額は合計したらいくらになるだろうか。グッズ代、CD円盤代、ライブのチケット代、それに伴う交通費宿泊費、たくさんたくさん、お金も時間も、自分が出せる限りのものを差し出すほどのめり込んで泣いて楽しんで、かけたものよりもずっとずっとずっと大きなものを貰っておきながら。
でも今、私の手元に残っているものはなんだろう。
「思い出ならあるよ」、「愛した事実は変わらないよ」なんて綺麗事を思ったところで、私が愛したくさんの思い出をくれたはずのモバエムは、電子の藻屑となり消えていく。
その藻屑の生きた証をろくすっぽ残さずに、消えるのを待つ。

たぶん私の中で、これだけ長い間1つのものを愛してずっとやり続けたことは糧になるんだと思う。折に触れてモバエムが教えてくれた前の向き方や勇気の出し方は活かされるし、フラスタの企画主催をやった経験だって既に役立っている。

 


とかなんとかね。思ったりもしたんですけど。

 


いやも〜〜〜〜〜そんな綺麗な感情で終わりを迎えられるわけないじゃん無理無理無理
大好きだよ限定ガシャが課金でしか回せない上に天井が高かったのは(途中で諦めたので天井したことないけど)許してないけどそれでもトータル愛してるんだよ
私が好きな場所で大好きなアイドルたちときゃっきゃしてたかったよ〜〜〜前に進むみんなの背中を押して,かと思いきや私が引っ張られて一緒に前に進ませてくれる物語を歩みたかったよーーーーーえーん!!!!!!!!!!
メモリアルブックも嬉しいんだけどできればどうにかこうにかるんぱっぱして現状をまるっとそのまま残した買い切りのオフライン版ください

ありがとう愛しているの気持ちを込めて

ファスライをきっかけにPになる決意をして以来、6年、年末で7年間愛し続けているゲームことSideMのモバゲー版がサービス縮小からの終了の運びになりまして。

 

私ずっと「実家ジャンル」って言ってたんですよ。モバエムのこと。

「やるか」と思って3秒も無しにゲーム、というかブラウザ起動完了してぽちぽちして体力やAPを消費し終えて、イベント走るならそのままゼリバー食って、走らないならそのまま閉じて。それを1日数回。

上位被弾時は課金してアイテム追加したりトレードですぐアイテム送ってくださる方とお約束したり、ガシャ被弾時は「フォロワーは続々引いてるのに私のとこには来ない」って半泣きになったり、はなから自引き諦めてトレード探したり。

それだけ。それだけだけど、生活の一部。親の顔より見た山村。

 

当初はそんなにだったんですよ。何で半角カナなんだろう、とか。限定ガシャって課金しないと回せないのか、とか。当時は青天井の形式も残ってて地獄じゃねーかこっわ、とか。

でも周囲に見守られ協力してもらい走った初めてのランキング上位とかさ。初めて自力で取った上位とかさ。初めて課金してやっほー!って飛び出してきてくれた担当とかさ。アイドルがじわりじわりと自分のことを明かしてくれるのとかさ。好きなんだよ。大好きなんだよ。

仕事きつくて毎日泣きながら深夜に帰って、コンビニで買ってきたごはんを無言で食べてた時期があって、そんなときに3秒でゲーム開けば大好きな子たちがそこにいるの。

そんでさ、「頑張ってるの知ってるからね」とかさ、「シャキッとしろ」とかさ、言ってくれんの。

私ずっとPとして彼らが輝く姿が見られるように背中を押してあげたかったのにさ、そう言うところどころの台詞でさ、私が背中押されてんの。おかしいなあ。

 

しかもさ、そうやってアイドルたちのことが大好きだー!って思ってたらさ、Twitterでも同じ気持ちの人たちと仲良くなれてさ、そしたらその人たちも良い人ばっかでさ。

ライブで現地当選したらオフ会企画してくれたり、ご挨拶しておみや交換したりさ、だんだん現地以外でも遊んでくれるようになったりさ。

誰がソーシャルゲームでリアルの交友関係がここまで広がると思うんだよ。びっくりだよ。

 

私モバエムとそれきっかけで知り合った人にずっと支えられてるんだ。本当にずっと。余暇の過ごし方も有給取るタイミングもだいたいSideM。びっくりするくらいSideM。いや刀見に行ったりおいしいごはん食べに行ったりもしてるけど。

ぬい連れ歩くきっかけも、そもそも遠出するきっかけも、遊んでくれる人たちと知り合ったきっかけもSideMなんだよ。

サイスタあるしアイドルたちはいなくならないし、えむくんもまだまだまだまだ続いてくんだろうけど、「モバエム」は無くなるんだよな。私の生活、衣・食・住・モバの4柱なんだけど大丈夫かな。分かんないな。

それでも、色々不満はあってもその不満ごと愛しているとは思えるよ。

楽しい時間をくれたのもきつかった時期に寄り添ってくれたのもモバエムであることは変わらないので、本当にありがとうと思うよ。復刻イベ無しで新規カードを生み出しまくってくれてありがとう。

全部カードゲームサイズで印刷してくれんか。

 

今の焦りはねえ、走ってる担当上位だけでは溜め込みまくったアイテムは放出しきれないことだよ。どうしようね。メガホンは全部割ります。ゼリバーは無理だ。

機種変事変

この度機種変更しました。

あいほょーんSE第一世代の大きさに固執して、バッテリー交換で延命し画面を割らぬよう大事にしてたんですが、購入5周年を経て遂に挙動が怪しくなりまして。あと容量足りんくなった。64GBを63.8GBまで使ってました。アプリ更新できねえ!

こいつぁ3月のプロミはまだしも、4月の北海道前に機種変しないと現地で壊れたら詰むぞ、というのと、あとサイスタの対応機種にギリ入らなかった。で急いで変えることに。ご時世的に行けるか分かりませんが。行きてえ~~~北海道初上陸してえ~~~~~

 

とはいえ、最新機種ほどのスペックは要らんのでSE第二世代、11、12のいずれかかなーと思ってたんです。最新高いし。型落ち万歳。

そんで他にもやりたいことがあったのでショップにGOしたんですよ。

真っ先に希望として、「上記機種のいずれか」で、「第一希望は12のグリーン、無ければ他で在庫のある機種」、「スペックより値段重視」で、「13にする気はない」とはっきりとお伝えしたんですよ。

 

「店頭には13しかないです」

「他店にも在庫があるかどうか分からない」

「13でも各種割引を駆使してこのお値段」

「回線を変えるとこう!(クソと名高いAirを提示)」

 

いらんて。

頑張って説明してくれるお姉さん!

13にもAirにもしないと言い切る私!

後ろでお姉さんに指示を出すおっさん!

それに従い粘るお姉さん!

何を言われても最新にする気が無い私!

 

「13を売りたいのは分かりましたが嫌です。12以下の在庫探してください」

と低い声で言って、それでも「他店に在庫があるか分からないので」と粘られたのでその場でソフトバンクオンラインを確認し、黒ならオンライン機種変が可能だということでそちらに切り替えました。1時間くらい戦った。他の要望は全部聞いてくれたお姉さんありがとう、途中いらってしてごめんなさい。おっさんはハゲて。

 

そう言う経緯でやってきましたあいほょーん12!

 

でっっっっっかぁ!!!!!!!!!!!

 

これSEと比べて画面1.5倍くらいありません?びっくりした。カメラが飛び出てるのもびっくりした。不用心!

ホームボタンが無いのでほぼ全面が画面なのも慣れなければ、受話部分?電話した時音声が聞こえるとこ、そこもスピーカーなんですね。ずっと本体下部からしか音が聞こえなかったので「なんか……あの、サラウンド……(?????)」って言いながらサイスタやりました。みんなが「SSRチェンジした時に本当に電話みたいに応対できる!」って感動していた理由が分かりました。なるほどね。

さらには親指勢なので、画面が広がって指同士がぶつからなくなったのでやりやすいです。わーい。

 

原稿のためだけにあいぱっよを買うか検討していたんですが、この画面の大きさならいらなさそうです。縦式の文字がでかいぞーやったー!ソフトウェアキーボードでも十分書けるぞー!目がちかちかしないぞー!

 

コントロールセンターが下→上スワイプではなく右上→下スワイプになったのが未だに慣れずに「(下からスワイプ)……?」って首傾げることも多々ありますが追々慣れていきます。これからよろしくね12ちゃん。5年は使うからな。

ピクスクでオンリー主催しましたリターンズ

半年ほどノー更新の間もなぜか閲覧数が伸びててびびっています。

オンリー主催の記事へのアクセスが多いので、2回目の主催時も記録を残しときます。何かの参考になれば幸い。

前回のはこちら→ https://nahighdebkimono.hateblo.jp/entry/2021/03/21/201632

基本的には1回目の時とそんな変わってないので、今回は主催個人の考え方を中心に参ります。

 

今回のざっくりスケジュールはこんな感じ。

 5/10 開催告知

    サークル参加&無配寄稿受付開始

  ~ 宣伝と自分の原稿

 9/19 サークル参加・無配寄稿締切

  ~ 配置考案・仮配置・修正、無配冊子編纂

 10/3 サークル配置確定、サークルリスト・配置図公開

  ~ 参加者の宣伝ツイートの拡散協力など

10/10 イベント当日

  ~ 開催アンケート実施

 

日程については、コンテンツの公式や既に発表されているオンリー類と被らないことを前提に、

①イベントの告知~開催まで半年ほど期間を設ける

②イベント当日の3週間前に申込締切を設ける

③配置確定後の宣伝期間を1週間ほど設ける

の考えで決めています。

サークルの申込は前回の反省を生かして、最初からピクスク申込+Googleフォームの設問回答の2つ必須にしました。

後者の回答がなくても配置はできますが、腐・夢を含む総合的なオンリーをやるなら配置に配慮は必要不可欠。

更にピクスクの設問は誰でも閲覧可能なので、配慮希望(どうしても近い配置にされたくないもの等)とかはそこでは聞けない。ということで、別途フォームを設置しています。

無配冊子の寄稿はDMで送る形式にしているんですが、こちらもフォーム化したほうが便利なんだろうか。次回の参考にするのでご意見をいただきたいところですね。

 

そしていただいたフォーム回答をもとに配置を行いますが、毎回未回答者がいるのと、配置にミスがあるとサークル参加者さんが自スぺから出られない、または自スペに近寄れない(周りがnot for meだらけだったりする)事態が起きる可能性があります。

これを防ぐために事前に仮配置を行い、いったん参加者さんに確認をお願いしています。そのため配置考案に1週間、確認と修正に1週間かけます。

無配も同様で、前半で編纂して後半でチェック、入稿しています。

また、サークルの宣伝はスペースが決まってからが本番だと認識しています。ので、皆さんが「スペースNo.○○でこれを頒布します!」と宣伝できる期間を1週間ほど設けています。3日前とかに怒涛の宣伝が始まると、一般参加者も情報を追うのにあわあわしますし。

余裕があれば、各サークルの宣伝ツイートをtogetterやmin.tにまとめさせてもらうのも良いかもしれません。

 

残念なのは、最近Twitterの挙動が狂ってて、パブサしても宣伝ツイートを主催が見つけられない場合があることです。どうにかなりませんかねこれ。勝手にセンシティブ判定されたりサイレントでBANされたりするのが原因だそうで。

タグ付けたのにRTされないんだけど、と思ったら怒ったり失望したりする前に、「ツイートしたのでRTで拡散してもらえますか」とツイートのURL添えて連絡いただけると、主催としては「非常に申し訳ない助かりますありがとうございます!!!!!」ってなります。

 

さて今回の仕事量ですが、今回は無配以外の企画がゼロだったので、主催の仕事は9/19からが一番慌ただしかったですね。大規模な企画を主催側で企画すれば、たぶんもっと長いこと「わたし!今!主催!してる!」みたいな空気を味わえると思います。

「次回のイベントでこんなことやってくれぃ」って人がいたら、マシュマロとかWeb拍手とかで案ください。検討します。

 

で、一番忍耐がいるのがサークル受付期間です。前回がラスト1週間でぽぽぽんと参加者が増えたこともあって、「みんな原稿のめどが立ったら申し込む派なんだなあ」との認識があったので、前回よりずっと落ち着いていられました。

大規模なものだったら告知と同時にどばっと申し込みが来るのでしょうが、私が主催しているのは20スペースもいかない小規模イベントなので、皆さんのんびりめです。

 

だからといって宣伝を忘れてはいけない。ということで、宣伝ツイートはイベント独自のタグを付けて、時間も日にちも不定期で流しました。配分としては、企画発表直後はこまめに、その後1-2週間に1回、最後5日くらいカウントダウン、といったところです。頻度は私も悩んでるとこですね…適切な頻度とは…

あとは、いくら宣伝ツイートをたくさんしても、RTで拡散していただかないと広く周知されない、というのが苦しいところですね。全ての募集を締め切ってから「えっイベントあるの!?」と言われた日には唇噛みます。

この経験から、何か企画が立ったら、全てではありませんが、信用できそうなイベントの宣伝をRTするようになりました。これ読んだ方も良かったらご協力いただけると幸い。企画は周知が生命線です。

 

ちなみに、主催発信時も参加者の宣伝時も使えるので、イベント名のタグがあると便利です。主催用は別で用意しても良いかも。宣伝とお知らせで分けると、のちのち「前に主催がなんか言ってた気がする」ってなった時に検索しやすいと思います。

ただし他と被ると、二次創作オンリーだと余計にですが、自分のイベントに関するツイートかどうか判定に迷う+二次創作の森に迷い込む人を生みかねないので、決める前に一度パブサして、独自のものかどうかチェックしておくと後々自分と参加者を救います。

とはいえ、いくら申込がぎりぎりに増えると知っていても、どれだけ宣伝しても一向に増えないサークル参加数を見て「え、このイベント本当に需要あったかな、開催時期見誤ったかな」ってハラハラはする。分かる。

 

そこで参加予定の方は、イベント名(フルネームでも略称でも、とにかくエゴサにかかる書き方)と「楽しみ」「出たい」「原稿終わったら申し込む」など呟くと、主催が元気になる可能性があります。

申し込み終えた人は「出ます!」ってイベントのタグを付けて呟くと、主催としても迷いなくRTが出来るのでありがたいです。もちろんタグが無くてもエゴサで見つけたらニコ!ってします。

「同CPの人いるなら出ようかな」「この人出るなら私も」が期待できるのもありますね。

 

逆に、ネガティブなことはせめてエゴサパブサにかからないように発言してほしいなと思います。

少なくとも私はエゴサとRT後のツイートは見ます。これは、時折「参加したいけどこれどうなんだろう」「この頒布物で参加できるのかな」といった声を見かけるので、それの改善とか解消に動くためであって、ネガティブな意見を見に行くマゾ精神では無いです。

ただ、個人的には上記例のような疑問は、全世界に問うより主催に問うた方が確実で正確だと思いますし、主催としても嬉しいです。だってそれ解決したら参加サークル増えるかもしれないんですよ!?一般参加者が増える可能性上がるんですよ!!喜んで答えます!!

中にはわざわざDM送るほどでも…と言う時もあるでしょうから、私はマシュマロ設置してます。他にもweb拍手とかお題箱とか、使いやすい匿名ツールを置いとくと良いかもしれません。荒らしが来たら迷惑ですけども。

 

さて話題を変えまして。今回は(も)、コンテンツが出している公式ガイドラインに沿うこと、というだけで、有償DL頒布や未入稿状態での金銭のやり取り、18禁の内容のネットプリント頒布の禁止は設けていませんでした。

が、Twitterに住んでいるとまあ恐ろしい考えのもと二次創作している人が現れるもので、別イベントの話ではありますが、DLや未入稿による炎上案件が散見されました。次回からは禁止事項に盛り込む予定です。

アンソロは主催のみ企画可能とかいう奇天烈な意見もありましたね…何なんでしょうね…いろんな考えの人がいるんだなあ…企画なんてなんぼあってもいいのに…

 

主催をする以上、「何かあっても個人間の責任で」とは出来ないので、界隈で話題をかっさらった炎上案件が主催イベントでも発生しうる場合は、禁止や許可を明記した方が良いのだろうなと諸々を見て感じました。責任逃れの前に、責任を取れない事態は排除しちゃいましょう。幸いpictSQUARE(ピクスク)にはBAN機能があるので、禁止して尚それをやるお馬鹿さんはキックアウトできます。

 

といった感じで、判断に迷う、もしくは1人で抱えきれないような不測の事態が起こる可能性があるので、主催する際は他に1名以上、協力者や副主催を募って、禁止制限事項やなんやかんや、文章や対応のチェックをお願いできる環境を整えておくと心が楽になります。同人活動に慣れている、気の置けない方がいればもうこちらからお願いした方がいいレベル。逃すな。

私の主催してるものだと、私が字書きで絵原稿の知識に乏しいので、絵描きの副主催に無配の原稿チェックを頼めるのが助かりますね。あとは配置考案の時に「ここはこうしたら?」「今までのイベだとこうすることが多かったよ」って経験則から答えをくれます。毎度ありがとう副主催〜〜はちゃめちゃ頼りにしています。

 

それから、前回の開催後、特にどなたからも意見や感想が無かったため、「今回の規定や日時、期間等で十全だったのか」の判定ができなかったのが悔やんでいるところでした。そのため、今回は開催後にGoogleフォームでアンケートを作成しました。

「ご意見あればご自由に」よりは、ある程度設問がある方が皆さん意見を送りやすいだろうか、という考えから、簡単なものを設けています。界隈の方はご協力いただけると嬉しいです。「楽しかった」の一言で次回開催の可能性が上がります。

 

つらつら書いていますが、「これどうした?」「こう言う時どう対処した?」などあれば、連絡もらえれば可能な限り答えるのでお気軽にどうぞー。

特に今回開催したオンリーのコンテンツはぽこじゃか主催者が生まれているので、ノウハウの共有とか出来たら良いよねって思います。同じコンテンツで同じだけ盛り上がる方がきっと楽しい。

まだ2回しか主催をしていない身ではありますが、有事の際はご活用ください。

ピクスクでオンリー主催しました

タイトルの通りの話をします。

はちゃめちゃ長いのでまとめると、

①尻に殻ついてるひよっこサークル主が

②オンラインオンリーを企てて

③開催しました。

 

やったこと一覧はこちら。 

1.開催の動機

2.需要調査

3.要綱ねりねり

4.Twitterとピクスクの企画用アカウントとページを作る

5.正式告知、サークル受付開始

6.宣伝

7.サークル配置決め

8.開催

 

ここからはだらっだらと上の補足代わりの話をします。お時間ある方はどうぞお付き合いください。

1.開催の動機

今ハマっているジャンル(4チーム16人のメインキャラクターがいます)(最近6チーム22人に増えました)が大盛り上がりしており、私にも推しチームがいます。で、ジャンルオンリーと、別チームがチームオンリーを開催したんですね。超盛り上がってたんですよ。羨ましいじゃないですか。

 

そこから2週間ほどでしょうか、色々と考えました。

サークル参加経験もほぼゼロ、リアルイベのサークル参加は売り子のみ。

開催するならpictSQUAREになるが、プチやオンリーのお作法も知らない。

でも羨ましいじゃん!!!!!!!!!!!!!!!

私みたいな無名が主催するイベントに、お金を払って参加してくださる方はどのくらいいるだろうか。

でも推しの本いっぱい欲しいじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

一緒のものが好きな人たちで集まってわーい!!ってしたいじゃん!!!!!!!!

 

2.需要調査 

欲望と、「まあやってみないと分からんわ」の見切り発車精神のマリアージュですよ。

まずは需要があるか、参加意欲のある方がどのくらい界隈にいるか調査だ!とアンケートを開始。3日間の設定で放流しました。ご協力いただいた皆々様、ありがとうございました。

 

 

やるか~~~~~~~~~~~(ちょろい)

念のため申しておきますが、票だけ参考にしたわけではなく、RT先の「出られそう」「出たい」「本出したい」「やってほしい」「参加したい」と言ったツイートの数も見ています。それが今回多かったので、初日の時点でやる方向に自分の中では傾いていました。

一応3日間の設定だし、最後の結果を見てから本格的に動き出そう、と決め、まずは情報収集。参考にしたのは、上で羨ましい!!!と言っていた2つのオンリーと、実家ジャンルで超大規模オンリーを主催した方のブログです。

それから、やろうかなやりたいな!こんな感じで!と呟いたとき、「これだけは気を付けてくれるか」と指南してくれたフォロワーの意見もめっっっっっっっちゃ参考にしました。not for meへの配慮はこれが土台です。いかんせん私に明確な地雷が存在しないために非常に助かりました。

 

3.要綱ねりねり

仕事中にもにもにと要綱を考えて、同時に「副主催やろうか?」と声をかけてくれた同人玄人フォロワーにも相談・文言等チェックをしてもらい、要綱自体は開催を決めてから1日くらいで完成しました。

考えたことは下記。

①イベントに参加してほしい対象は?

 →お知らせする範囲やピクスクイベントページの公開範囲

②サークル参加費は?

 →システム手数料550円に上乗せするか、上乗せ分の利用目的

③サークルの展示・頒布物は?

 →有償のみ、本グッズのみ、無償やネップリもOKとするか等

④サークルの配置に必要な情報は?

 →サークルの傾向や年齢制限等

⑤注意事項は?

 →店舗外観やアバターの制限、頒布に利用するサイト等

 

上記を設問に落とし込むと、

1.作品傾向(オール、腐、ペア、夢等)

2.メインカップリング

3.配置希望(頒布物のメインキャラ1名)

4.配慮希望(どーーーしても近づけないもの)

5.隣接サークル希望

6.その他希望要望

になりました。

 

今回は腐・ペア・夢・グッズの全てに出来る限りの配慮をしたイベントにしたい、出来る限り参加した全員が楽しかった!と言い切れるイベントにしたい、という気持ちがあったため、設問も多めになりました。

申し込み時点でうっわハードル高い、と思われたかもしれないなと振り返ってみて思いますが、周囲に「自分のスペースが地雷CPに囲まれて動けない」という悲劇の当事者が複数名いたこともあって譲りたくないところでした。ご協力くださったサークル参加の皆様には本当に頭が上がりません。

この点は後に失敗も引き起こしまして、設問への回答が全て第三者に見えるんですね、ピクスク。その仕様を理解していなかったがために、早くにサークル参加申し込みしてくださった方々には不快な思いをさせてしまいました。この点は後ほど改善しました。

 

こうして要綱自体は出来上がりました。とはいえ、すぐに公開しよ!と性急に事を進めても「そんな突貫工事みたいなイベント、大丈夫なの?」って私なら思う。絶対思うし躊躇う。そして私はだいたいミスるので文章を寝かせて翌日チェック、修正して寝かせて再チェック、くらいしないと絶対抜けが出来る。

 

4.Twitterとピクスクの企画用アカウントとページを作る

ということで、先んじてアカウントの取得と開催時期のみをお知らせしました。あのアンケ生きてるよ!という意思表示もありました。じゃないとTLの濁流に呑まれて忘れられそうで。

 

 

 

事実、アンケートとほぼ同時に「オンリーのタイトルで良い案がないか」と募集していました(提案くださった皆様、ありがとうございました)が、その案も届いたのは最初の2日くらい。その後はぱったり止みました。他のオンリーが2種発表されたので、そちらに話題を持って行かれたのかもしれません。

 

まあ他の動きに焦っても仕方がない、ということで、副主催と引き続き「この表現をマイルドに」「設問の内容がこれで十全か」と言った協議を重ねながら、ピクスクのページ作成も開始。そこで気づいたのが、アカウント問題です。

 

 

うそやん。

と思いきや、フォロワーから「サブ垢で解決できる」とアドバイスをいただいて事なきを得ました。企画用のTwitterアカウントを作る時に新規アドレス取得しておいてよかったと心から思ったところです。 

最初は本部兼個人店舗でもいいか…?と思ったのですが、not for meへの配慮!!!と思い直して取りました。私の頒布物がカップリングものを含むので、これを見られない方が本部に来れないなんて理不尽はダメだろう、と。

ただこの点は後ほどピクスク運営が改善し、主催は1アカウントで複数スペース取れるようになったので現在は不要かもしれません。

私は複数スペース取れてもアカウントが一つならアバターから何から共用やないかーい!ということで複数アカウント所持のままです。サークル参加費をお布施したい気持ちもあります。

 

そうして、発表の2日前にはページも文言もバッチリ!という段階まできました。浮かれポンチの様子がこちら。

 

 

語尾で浮かれポンチ具合が上がっています。多分このイベント一番楽しみにしているのは私。楽しいは、作れる!

 

ただこの時、突如襲来した実家ジャンルの担当両面イベントが心の大半を占めてまして。正式告知はそれが決着ついてからにします、と副主催に伝達して、とりあえずもちもちとモバくんをつついては「あー発表したぁい!」とうきうきしていました。

 

5.正式告知、サークル受付開始

 

で、無事にイベントを走り切った翌日、11月1日。

 

 

正直、発表時に反響が無かったらどうしよう、「え、本当にやるつもりだったの?」って冷たい目で見られたらどうしよう、の気持ちはありました。アンケって気軽だし、その反面イベント参加ってそう簡単には決められないし。

ちゃんと拡散されてポジティブな反響が多く、中にはいの一番に「参加します!」と応募してくださった方がいたのでほっと胸をなでおろしました。あーよかった。

 

6.宣伝

そこからは主催の仕事が、なんと!無い!!!!!

いや本当に、宣伝くらいしかすることが無いんですよ。開催予定のジャンルが既に数回ピクスクでイベントをやっていることと、有志によるFAQが充実し始めていたことから、ピクスクの使い方自体を聞かれることも無かったため、本当にやることがなかったです。

仕事が無さすぎて変な方向に暴走しかけ、副主催に「主催って何すればいい…?」と泣きついたレベルです。

落ち着いて以降は、2週間に1回を目処に「やるよー!」「募集してるよー!」とツイート・RTを繰り返す日々でした。それでもサークル参加者がほっとんど増えなくてしょんぼりしては、パブサして「原稿やってる」「出たいなあ」と言ってくださっているツイートを見ては元気を取り戻していました。

 

そしたらですね。年明けてですね。ちゃんと増え始めたんですよ、参加者。

泣いた。

そしたら、上でも書きましたが問題もおきまして。申し込み時の設問に対する回答、全部第三者に見えていました。

ばかなの!!??!?!??!??!?!??!???!?!??!

急いで設問のうち、一般参加者が必要な情報のみ(傾向、カップリング等)を残して、他はGoogleフォームに移管しました。気づいたとき心臓止まったし無い玉がヒュンしたので、設問の閲覧可能範囲が選択できるようになればいいなあと思います。

 

また、パブサして「記念の無配冊子作らないのかな」というご要望を見ました。当日の都合とかでサークル参加は叶わないけど無配なら、と思ってくださる層は少なくはないのかな、でもイベントに無配・展示のみOKとしている以上、出来ればサークル参加が増えてほしいなあ、と揺れながら副主催に相談。

需要あるか分からんしアンケ取ろうぜアンケ!!と話がまとまり、早速投稿。

 

 

やー、アンケや企画を周知するのって本当に難しいなと思いました。「助けてー!!!!!」と個人アカウントで叫んだおかげでたくさんの方にご協力いただけましたが、果たして企画に参加意欲のある方全員に行き届いたかは自信が無いです。

このアンケも開催時同様にRT後の一言も見に行ったりしつつ、やりたいと思ってくださる方がいるならやろう、と言うことで要綱を作成。告知が割と締切迫る中になってしまったので、今後はイベント発表時点で無配冊子の有無は確定させておこうと思いました。

要綱ツイートはこちら。

 

 

うまいこと様々な方のTLで回遊しているといいな、と思いながら数回企画用垢と個人垢でRTしていました。

 

7.サークル配置決め

さてそんなこんなしてたら、4ヶ月にわたるサークル募集期間が終わりました。え、もう3月?早ない?
配置決めは設問フォームの回答内容で、サークルの傾向(腐・ペア・オールキャラ等)→カップリング→メインキャラの順に大・中・小分類とし、パズルのようにいろいろ入れ替えながら様子を見ました。
副主催と相談の結果、入り口脇に本部スペース、その周囲にオールキャラやペア、腐向けは奥側から順に配置することに。
サークル参加者さんには「どうしても苦手な組み合わせ等」という設問項目でお尋ねしましたが、一般参加の方にももちろんそれは存在するわけです。
そんな方が会場内に入ることすら出来ないのは、今回目指している「全員楽しい」イベントには出来ないということで、上のような配置にしました。
いったん仮配置して、サークル参加者さんに連絡して位置確認、修正期間を経て本配置という流れで、サークル配置は完了です。
 
ちなみに、ピクスクの主催ページからCSVファイルを使って配置移動をドゥンと一括で出来るんですが、「サークル参加リスト」と「配置テンプレート」の様式はまるっきり違います。うそやん。
サークル参加リストをDLして行ごとカット&ペーストして並び替え、別途DLした配置テンプレートにIDコピペしてアップロード、と割りかし面倒な段階を踏むことになります。50スペ超えたら配置クソ面倒ではこれ。みんなすごいや。
 

8.開催

さてそんなこんなでイベントが近づいてまいりまして。

あんま早くからカウントダウンするのもな、ということで、3日ほど前から毎日ツイート。カウントダウンと共に、イベントページとサークル配置図、タイムスケジュール、無配冊子についてのお知らせをしました。

併せて、タグをつけてお品書き等をツイートしてくださったサークル参加者様を適宜RTして周知のお手伝い。Twitterくん時々取得漏れするの何でなん?見落としがあったら申し訳ありません。できる限りの検索ワードを突っ込んで探したはず。

当日に近づくにつれ、告知ツイートがじゃんじゃか増えて行ってあ~~~ちゃんと開催するんだ~~~~~の期待と、うわ~~~ちゃんと開催できるかな~~~~~の不安で狼狽えましたが、そんなこと言ってても当日の開幕時間はやってきます。ショーマストゴーオンってこれかー。

「開幕です!」のツイートをしてすぐ、まずは会場内の巡回。各スペースのサクカやお品書き、通頒ページへのリンクミス等が無いかを一通り確認してから、個人アカウントで入り直してお買い物に奔走しました。即刻完売してるサークル様もいらして涙と拍手をお送りすることも。

って言ってたら自分の新刊も売り切れました。部数絞りすぎたーーーっっっと焦ったのですが、「それにしても早ない?」と我に返り。

ピクスクのイベント会場ページで、右下にログイン人数が出るんですが、何と40人越え。更に主催は一般参加者数が見られるので確認すると、何と100人近く。

うっそぉ。

や…あの…ジャンルの人気は知ってるんですが、ツイートの拡散具合とかを見てそんな来ていただけるとは正直思っていなかったので本当に目をひん剥きました。まじでか。

その後は梱包しながらTwitterや注文状況、会場内を見回っているうちに最初のコアタイムが終了。人出も落ち着いたようで、まったり過ごしていました。タイムラインを見ていると、皆様お買い物が終わったようで、無配を読む時間となっていたようです。

今のうちに、ということで各スペースの書き込みボードにご挨拶を残して、再びTwitterへ。完売情報やリクエスト企画を発見してはRTするマンになっていました。

 

そうしている内に第2回コアタイムに突入。第1回よりも穏やかな時間でしたが、お仕事や用事を終えた方々、最後に賑やかしたーい!という方々のご来場だったようです。ありがとうございます賑わいました!

最後らへんには自然と噴水周りに人が集まって、終了のアナウンスと同時にわーい!!!と盛り上がって無事閉幕となりました。観測範囲では何事もなく終了して良かったです。安心感と共に押し寄せる空腹感、素直。

 

Twitterもパブサしていると概ね皆さん楽しんでくださったようで、主催としての仕事は完遂出来たかなあと思います。他の主催さんに比べると行き届かない部分があったかもしれませんので、そういう点があれば一言お寄せいただきたい所存。流石に無理難題言われたら「できません」って返しますけども。

 

何はともあれ、こうしてひよっこサークル主でもやろうと思えばピクスク主催は出来るぞー!という記録でした。ここまでで7000字超えてますよ原稿か?

主催できるかなあでもハードル高いなあ、と思っている方へ、こんな感じのゆるゆる主催でもちゃんとイベント成立したのでレッツトライ!ローハードル!ってことを言いたかった。本文に対して主旨が短い。

 

最後になりましたが、弊イベントにご参加いただいた皆々様、楽しんでいただき本当にありがとうございました!主催はイベント発表から約5か月めちゃめちゃ楽しかったです!


<追記>

主催2回目のも書いた→ https://nahighdebkimono.hateblo.jp/entry/2021/10/10/193519