ピクスクでオンリー主催しました

タイトルの通りの話をします。

はちゃめちゃ長いのでまとめると、

①尻に殻ついてるひよっこサークル主が

②オンラインオンリーを企てて

③開催しました。

 

やったこと一覧はこちら。 

1.開催の動機

2.需要調査

3.要綱ねりねり

4.Twitterとピクスクの企画用アカウントとページを作る

5.正式告知、サークル受付開始

6.宣伝

7.サークル配置決め

8.開催

 

ここからはだらっだらと上の補足代わりの話をします。お時間ある方はどうぞお付き合いください。

1.開催の動機

今ハマっているジャンル(4チーム16人のメインキャラクターがいます)(最近6チーム22人に増えました)が大盛り上がりしており、私にも推しチームがいます。で、ジャンルオンリーと、別チームがチームオンリーを開催したんですね。超盛り上がってたんですよ。羨ましいじゃないですか。

 

そこから2週間ほどでしょうか、色々と考えました。

サークル参加経験もほぼゼロ、リアルイベのサークル参加は売り子のみ。

開催するならpictSQUAREになるが、プチやオンリーのお作法も知らない。

でも羨ましいじゃん!!!!!!!!!!!!!!!

私みたいな無名が主催するイベントに、お金を払って参加してくださる方はどのくらいいるだろうか。

でも推しの本いっぱい欲しいじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

一緒のものが好きな人たちで集まってわーい!!ってしたいじゃん!!!!!!!!

 

2.需要調査 

欲望と、「まあやってみないと分からんわ」の見切り発車精神のマリアージュですよ。

まずは需要があるか、参加意欲のある方がどのくらい界隈にいるか調査だ!とアンケートを開始。3日間の設定で放流しました。ご協力いただいた皆々様、ありがとうございました。

 

 

やるか~~~~~~~~~~~(ちょろい)

念のため申しておきますが、票だけ参考にしたわけではなく、RT先の「出られそう」「出たい」「本出したい」「やってほしい」「参加したい」と言ったツイートの数も見ています。それが今回多かったので、初日の時点でやる方向に自分の中では傾いていました。

一応3日間の設定だし、最後の結果を見てから本格的に動き出そう、と決め、まずは情報収集。参考にしたのは、上で羨ましい!!!と言っていた2つのオンリーと、実家ジャンルで超大規模オンリーを主催した方のブログです。

それから、やろうかなやりたいな!こんな感じで!と呟いたとき、「これだけは気を付けてくれるか」と指南してくれたフォロワーの意見もめっっっっっっっちゃ参考にしました。not for meへの配慮はこれが土台です。いかんせん私に明確な地雷が存在しないために非常に助かりました。

 

3.要綱ねりねり

仕事中にもにもにと要綱を考えて、同時に「副主催やろうか?」と声をかけてくれた同人玄人フォロワーにも相談・文言等チェックをしてもらい、要綱自体は開催を決めてから1日くらいで完成しました。

考えたことは下記。

①イベントに参加してほしい対象は?

 →お知らせする範囲やピクスクイベントページの公開範囲

②サークル参加費は?

 →システム手数料550円に上乗せするか、上乗せ分の利用目的

③サークルの展示・頒布物は?

 →有償のみ、本グッズのみ、無償やネップリもOKとするか等

④サークルの配置に必要な情報は?

 →サークルの傾向や年齢制限等

⑤注意事項は?

 →店舗外観やアバターの制限、頒布に利用するサイト等

 

上記を設問に落とし込むと、

1.作品傾向(オール、腐、ペア、夢等)

2.メインカップリング

3.配置希望(頒布物のメインキャラ1名)

4.配慮希望(どーーーしても近づけないもの)

5.隣接サークル希望

6.その他希望要望

になりました。

 

今回は腐・ペア・夢・グッズの全てに出来る限りの配慮をしたイベントにしたい、出来る限り参加した全員が楽しかった!と言い切れるイベントにしたい、という気持ちがあったため、設問も多めになりました。

申し込み時点でうっわハードル高い、と思われたかもしれないなと振り返ってみて思いますが、周囲に「自分のスペースが地雷CPに囲まれて動けない」という悲劇の当事者が複数名いたこともあって譲りたくないところでした。ご協力くださったサークル参加の皆様には本当に頭が上がりません。

この点は後に失敗も引き起こしまして、設問への回答が全て第三者に見えるんですね、ピクスク。その仕様を理解していなかったがために、早くにサークル参加申し込みしてくださった方々には不快な思いをさせてしまいました。この点は後ほど改善しました。

 

こうして要綱自体は出来上がりました。とはいえ、すぐに公開しよ!と性急に事を進めても「そんな突貫工事みたいなイベント、大丈夫なの?」って私なら思う。絶対思うし躊躇う。そして私はだいたいミスるので文章を寝かせて翌日チェック、修正して寝かせて再チェック、くらいしないと絶対抜けが出来る。

 

4.Twitterとピクスクの企画用アカウントとページを作る

ということで、先んじてアカウントの取得と開催時期のみをお知らせしました。あのアンケ生きてるよ!という意思表示もありました。じゃないとTLの濁流に呑まれて忘れられそうで。

 

 

 

事実、アンケートとほぼ同時に「オンリーのタイトルで良い案がないか」と募集していました(提案くださった皆様、ありがとうございました)が、その案も届いたのは最初の2日くらい。その後はぱったり止みました。他のオンリーが2種発表されたので、そちらに話題を持って行かれたのかもしれません。

 

まあ他の動きに焦っても仕方がない、ということで、副主催と引き続き「この表現をマイルドに」「設問の内容がこれで十全か」と言った協議を重ねながら、ピクスクのページ作成も開始。そこで気づいたのが、アカウント問題です。

 

 

うそやん。

と思いきや、フォロワーから「サブ垢で解決できる」とアドバイスをいただいて事なきを得ました。企画用のTwitterアカウントを作る時に新規アドレス取得しておいてよかったと心から思ったところです。 

最初は本部兼個人店舗でもいいか…?と思ったのですが、not for meへの配慮!!!と思い直して取りました。私の頒布物がカップリングものを含むので、これを見られない方が本部に来れないなんて理不尽はダメだろう、と。

ただこの点は後ほどピクスク運営が改善し、主催は1アカウントで複数スペース取れるようになったので現在は不要かもしれません。

私は複数スペース取れてもアカウントが一つならアバターから何から共用やないかーい!ということで複数アカウント所持のままです。サークル参加費をお布施したい気持ちもあります。

 

そうして、発表の2日前にはページも文言もバッチリ!という段階まできました。浮かれポンチの様子がこちら。

 

 

語尾で浮かれポンチ具合が上がっています。多分このイベント一番楽しみにしているのは私。楽しいは、作れる!

 

ただこの時、突如襲来した実家ジャンルの担当両面イベントが心の大半を占めてまして。正式告知はそれが決着ついてからにします、と副主催に伝達して、とりあえずもちもちとモバくんをつついては「あー発表したぁい!」とうきうきしていました。

 

5.正式告知、サークル受付開始

 

で、無事にイベントを走り切った翌日、11月1日。

 

 

正直、発表時に反響が無かったらどうしよう、「え、本当にやるつもりだったの?」って冷たい目で見られたらどうしよう、の気持ちはありました。アンケって気軽だし、その反面イベント参加ってそう簡単には決められないし。

ちゃんと拡散されてポジティブな反響が多く、中にはいの一番に「参加します!」と応募してくださった方がいたのでほっと胸をなでおろしました。あーよかった。

 

6.宣伝

そこからは主催の仕事が、なんと!無い!!!!!

いや本当に、宣伝くらいしかすることが無いんですよ。開催予定のジャンルが既に数回ピクスクでイベントをやっていることと、有志によるFAQが充実し始めていたことから、ピクスクの使い方自体を聞かれることも無かったため、本当にやることがなかったです。

仕事が無さすぎて変な方向に暴走しかけ、副主催に「主催って何すればいい…?」と泣きついたレベルです。

落ち着いて以降は、2週間に1回を目処に「やるよー!」「募集してるよー!」とツイート・RTを繰り返す日々でした。それでもサークル参加者がほっとんど増えなくてしょんぼりしては、パブサして「原稿やってる」「出たいなあ」と言ってくださっているツイートを見ては元気を取り戻していました。

 

そしたらですね。年明けてですね。ちゃんと増え始めたんですよ、参加者。

泣いた。

そしたら、上でも書きましたが問題もおきまして。申し込み時の設問に対する回答、全部第三者に見えていました。

ばかなの!!??!?!??!??!?!??!???!?!??!

急いで設問のうち、一般参加者が必要な情報のみ(傾向、カップリング等)を残して、他はGoogleフォームに移管しました。気づいたとき心臓止まったし無い玉がヒュンしたので、設問の閲覧可能範囲が選択できるようになればいいなあと思います。

 

また、パブサして「記念の無配冊子作らないのかな」というご要望を見ました。当日の都合とかでサークル参加は叶わないけど無配なら、と思ってくださる層は少なくはないのかな、でもイベントに無配・展示のみOKとしている以上、出来ればサークル参加が増えてほしいなあ、と揺れながら副主催に相談。

需要あるか分からんしアンケ取ろうぜアンケ!!と話がまとまり、早速投稿。

 

 

やー、アンケや企画を周知するのって本当に難しいなと思いました。「助けてー!!!!!」と個人アカウントで叫んだおかげでたくさんの方にご協力いただけましたが、果たして企画に参加意欲のある方全員に行き届いたかは自信が無いです。

このアンケも開催時同様にRT後の一言も見に行ったりしつつ、やりたいと思ってくださる方がいるならやろう、と言うことで要綱を作成。告知が割と締切迫る中になってしまったので、今後はイベント発表時点で無配冊子の有無は確定させておこうと思いました。

要綱ツイートはこちら。

 

 

うまいこと様々な方のTLで回遊しているといいな、と思いながら数回企画用垢と個人垢でRTしていました。

 

7.サークル配置決め

さてそんなこんなしてたら、4ヶ月にわたるサークル募集期間が終わりました。え、もう3月?早ない?
配置決めは設問フォームの回答内容で、サークルの傾向(腐・ペア・オールキャラ等)→カップリング→メインキャラの順に大・中・小分類とし、パズルのようにいろいろ入れ替えながら様子を見ました。
副主催と相談の結果、入り口脇に本部スペース、その周囲にオールキャラやペア、腐向けは奥側から順に配置することに。
サークル参加者さんには「どうしても苦手な組み合わせ等」という設問項目でお尋ねしましたが、一般参加の方にももちろんそれは存在するわけです。
そんな方が会場内に入ることすら出来ないのは、今回目指している「全員楽しい」イベントには出来ないということで、上のような配置にしました。
いったん仮配置して、サークル参加者さんに連絡して位置確認、修正期間を経て本配置という流れで、サークル配置は完了です。
 
ちなみに、ピクスクの主催ページからCSVファイルを使って配置移動をドゥンと一括で出来るんですが、「サークル参加リスト」と「配置テンプレート」の様式はまるっきり違います。うそやん。
サークル参加リストをDLして行ごとカット&ペーストして並び替え、別途DLした配置テンプレートにIDコピペしてアップロード、と割りかし面倒な段階を踏むことになります。50スペ超えたら配置クソ面倒ではこれ。みんなすごいや。
 

8.開催

さてそんなこんなでイベントが近づいてまいりまして。

あんま早くからカウントダウンするのもな、ということで、3日ほど前から毎日ツイート。カウントダウンと共に、イベントページとサークル配置図、タイムスケジュール、無配冊子についてのお知らせをしました。

併せて、タグをつけてお品書き等をツイートしてくださったサークル参加者様を適宜RTして周知のお手伝い。Twitterくん時々取得漏れするの何でなん?見落としがあったら申し訳ありません。できる限りの検索ワードを突っ込んで探したはず。

当日に近づくにつれ、告知ツイートがじゃんじゃか増えて行ってあ~~~ちゃんと開催するんだ~~~~~の期待と、うわ~~~ちゃんと開催できるかな~~~~~の不安で狼狽えましたが、そんなこと言ってても当日の開幕時間はやってきます。ショーマストゴーオンってこれかー。

「開幕です!」のツイートをしてすぐ、まずは会場内の巡回。各スペースのサクカやお品書き、通頒ページへのリンクミス等が無いかを一通り確認してから、個人アカウントで入り直してお買い物に奔走しました。即刻完売してるサークル様もいらして涙と拍手をお送りすることも。

って言ってたら自分の新刊も売り切れました。部数絞りすぎたーーーっっっと焦ったのですが、「それにしても早ない?」と我に返り。

ピクスクのイベント会場ページで、右下にログイン人数が出るんですが、何と40人越え。更に主催は一般参加者数が見られるので確認すると、何と100人近く。

うっそぉ。

や…あの…ジャンルの人気は知ってるんですが、ツイートの拡散具合とかを見てそんな来ていただけるとは正直思っていなかったので本当に目をひん剥きました。まじでか。

その後は梱包しながらTwitterや注文状況、会場内を見回っているうちに最初のコアタイムが終了。人出も落ち着いたようで、まったり過ごしていました。タイムラインを見ていると、皆様お買い物が終わったようで、無配を読む時間となっていたようです。

今のうちに、ということで各スペースの書き込みボードにご挨拶を残して、再びTwitterへ。完売情報やリクエスト企画を発見してはRTするマンになっていました。

 

そうしている内に第2回コアタイムに突入。第1回よりも穏やかな時間でしたが、お仕事や用事を終えた方々、最後に賑やかしたーい!という方々のご来場だったようです。ありがとうございます賑わいました!

最後らへんには自然と噴水周りに人が集まって、終了のアナウンスと同時にわーい!!!と盛り上がって無事閉幕となりました。観測範囲では何事もなく終了して良かったです。安心感と共に押し寄せる空腹感、素直。

 

Twitterもパブサしていると概ね皆さん楽しんでくださったようで、主催としての仕事は完遂出来たかなあと思います。他の主催さんに比べると行き届かない部分があったかもしれませんので、そういう点があれば一言お寄せいただきたい所存。流石に無理難題言われたら「できません」って返しますけども。

 

何はともあれ、こうしてひよっこサークル主でもやろうと思えばピクスク主催は出来るぞー!という記録でした。ここまでで7000字超えてますよ原稿か?

主催できるかなあでもハードル高いなあ、と思っている方へ、こんな感じのゆるゆる主催でもちゃんとイベント成立したのでレッツトライ!ローハードル!ってことを言いたかった。本文に対して主旨が短い。

 

最後になりましたが、弊イベントにご参加いただいた皆々様、楽しんでいただき本当にありがとうございました!主催はイベント発表から約5か月めちゃめちゃ楽しかったです!


<追記>

主催2回目のも書いた→ https://nahighdebkimono.hateblo.jp/entry/2021/10/10/193519